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【 TRPGやろうぜ! 其の6 】
前回紹介したTRPG「GURPS」の追加ルールをいくつかを紹介したいと思います。
GURPSは、様々な分野、ジャンルをプレイすることができる汎用ルールブックです。
今回紹介する追加ルールをとりいれることで、さらに世界が広がります。
追加ルールは「サプリメント」と呼ばれています。
ガープス・マーシャルアーツ(1994)
素手や武器での肉弾戦である格闘技のルールがより細かく設定されています。
従来のガープスでは「格闘攻撃」として一択でまとめられてしまっていますが、このルールを追加することで世界の格闘技の流派を学び、技能として具体的な格闘動作を習得して使うことができるようになります。
<肘打ち><回し蹴り><飛び蹴り>などなど。
また、2連、3連のコンビネーション技なども設定できます。
さらには様々な世界の武器も追加されています。
世界観が「リアル」と「マンガ的」なものでは、プレイヤーの作成に使用できるCPや技能が変わってくるのも大きな特徴です。
マンガ的な世界なら、より超人的な技能を習得できたり、魔法技能扱いで必殺技なども作ったりできます。
これらを上手に活用することで様々なマンガの世界を再現できたりします。
その辺りは最終的にはGMの腕次第かと。
リアルなら『龍が如くシリーズ』、マンガなら『ストリートファイターシリーズ』なんかをイメージするとわかりやすいかも。
ガープス・妖魔夜行(1994)
基本は、正体が妖怪のキャラクターが人間世界で活躍する世界観です。
正体を晒すことで人間離れした超人的な力を発揮することができるのが、この「妖魔夜行」の特徴です。
相手も妖怪だったりするので超人的な能力を駆使した戦いになることが多いです。
このルールを活用することで、人間が潜在能力を解放することで超人的な力を発揮する世界観を再現できたりします。
『幽遊白書』『ジョジョの奇妙な冒険』『ペルソナ』なんかも再現できたりするかもです。
ガープス・サイオニクス(1995)
超能力の追加ルールです。
キャラクターが超能力を使うことができるようになります。
念動力(サイコキネシス)や意思伝達(テレパシー)などがわかりやすいかと思います。
その他、コンピュータを操作したり、幽体離脱、傷の治療などもあります。
現代文明レベル、リアル世界などでは、魔法ルールは用いないことが多いため、その代わりとして超能力ルールを用いるのがおすすめです。
ここまでが僕が実際にプレイしたことがある追加ルールです。
どうですか?
自分がこんな世界を冒険する、想像しただけでもワクワクしてきませんか?
その他
実際にプレイしてはいませんが、上で挙げた以外にも、さらに400種類の呪文を追加した魔法ルール『ガープス・グリモア』や女子プロレスの世界を描いた『ガープス・リングドリーム』なんかもあります。
『ガープス・グリモア』に関しては、機械系呪文や放射能系呪文などリアル世界の現代文明に適応した呪文が多く載っています。
これらの呪文が敵味方で飛び交うとなると、もはや洋画『アベンジャーズ・シリーズ』のような世界をイメージしてしまいます。
『ガープス・リングドリーム』に関しては……どうなんでしょう?
ちょこっと立ち読みしましたが、冒険要素が少なさそうなので買いませんでした。
個人的にプロレスは大好きなんですけどね。
読んでくださって、ありがとうございました。
また来ていただけたら嬉しいです。m(_ _)m
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