【TRPGやろうぜ!】初心者向け 剣と魔法のファンタジーに獣の要素をとり入れた不思議な世界を旅しよう!

TRPGやろうぜ!

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【 TRPGやろうぜ! 其の4 】

今回はTRPGの紹介、数あるタイトルの中からひとつを紹介です。

剣と魔法の世界はファンタジーものの王道ですが、そこへ獣の要素を取り入れた一風変わったファンタジーのTRPGです。

クリスタニアRPG

今回紹介するタイトルはこちら。

『クリスタニアRPG』(1994)
 株式会社メディアワークス

 著:水野良とグループSNE

『ロードス島戦記』の著者の水野さんが、ロードスの後に書いた小説『クリスタニア』シリーズのTRPGです。

ただ、この『クリスタニア』も『ロードス島戦記』と同じく、TRPGでプレイしたものから小説を書き起こしています。

↓ ちなみに中身は3冊になってます。

原始的・野性的な世界がメインのファンタジー

剣と魔法のファンタジー世界ではあるのですが、原始的・野性的な世界が中心です。

農作物を育てたり、狩りをしたりして生活しているような世界です。

取引は物々交換がメインとなっています。

貨幣経済が発達している文明世界も登場しますが、メインは原始的・野性的な世界です。

様々な依頼をもとに、村々の問題を解決したり、モンスターと対決したり、クリスタニアの世界で起きている戦争に参加します。

このTRPGの最も特徴的なところは、人々が獣の神様を崇拝しており、各々の獣の神様のお教えに基づいた生活をしているところです。

そして、選ばれた民は、神様から与えられた特別な力を使うことができます。

シナリオによっては、小説の一場面に遭遇することがあるかもしれないです。その際に、PLの選択によって小説とは違う方向へ話が進んでいくこともあります。

小説を読んでいることでより楽しめて、読んでいない人でも、プレイした後に小説を読むことで楽しむことができる作品です。

獣の神様

このクリスタニアRPGには、PL(プレイヤー)の個性を強め、プレイする際に行動の選択の幅や活躍できる場面が広がるようになっています。

その要素が獣の神様です。

全然関係ないですが、獣の神様というと、獣神サンダーライガーさんを思い浮かべてしまいます。w

設定的には、神様同士の大戦の際に、神様の天敵であったドラゴンから逃げて身を隠すために、肉体を捨てて魂だけの存在となり獣の中に隠れた、というところが伝説。

どんな獣の神様がいるか、まずは見てみましょう。

神様には色々設定や説明があるのですが、今回はわかりやすさ重視で、あえて神様の名前は書かずにどんな獣なのかだけを書きますね。

・狼
・サーベルタイガー
・猪
・蛇(大蛇)
・熊
・大鷲
・ライオン
・馬
・白鳥
・カラス
・鹿

・蟻
・オウム
・ミミズ
・オオヤマネコ
・狐
・クジラ
・蝶

こんな感じです。

たくさんいますね~。

個人的に、蟻とミミズと蝶は絶対ヤダ。

僕は、昆虫あんまり好きではないので。

選ばれた民は、その神様の獣をもとにした魔法のような特殊能力を使うことができます。

先にも書きましたが、それによって職業の枠を超えて活躍の幅が広がります。

わかりやすく挙げてみると…

・狼のように夜目がきくようになり嗅覚も強くなる
・蛇のように音を立てることなく移動したり泳いだりできる
・大鷲のように翼を生やして飛ぶことができる
・体の一部、または全身をサーベルタイガーに変えて戦う

                    ……などなど

これらは獣本来の力的なものですが、その他にも、傷を癒したり、戦いの際の仲間の士気を上げたり、仲間の獣を召喚したりするような魔法的な力もあります。

魔法ほど多くはないですが、成長することで使える能力は増えていきます。

能力を上手に活用することで、戦士でも探索に参加したり、盗賊や魔術師のような職業でも前線に出ることができたりします。

どの職業とどの獣の神様を掛け合わせえるか、キャラクターを考えるだけでも面白いです。

全体的には難しいこともなくシンプルですので初心者に向いていると思います。 

TRPGは、そのタイトルならではのシステムを楽しむことが醍醐味でもあるので、獣の力を大いに活かしてプレイすることをおすすめします。

王道のファンタジー世界とは一風変わったクリスタニアの世界、あなたも冒険してみませんか?

そこでは、とても個性的な仲間たちとの出会いが待っていることでしょう。

おまけ

お題:こんなクリスタニアは嫌だ。

一緒に旅をするようになって、ちょっと好きになってしまった超美少女(超イケメン)が……戦いの場面で……巨大ミミズに変身! Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

↑ 多分、こうなるかと…… w

読んでくださって、ありがとうございました。

また来ていただけたら嬉しいです。

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