【小説を読もう!】いくつもの物語で完成するファンタジーの物語 伏線好きには絶対おすすめ!

小説

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【小説を読もう! 其の4】

こんにちは。
日本の片隅の一般人です。

今回は、1冊の小説ではなく、ひとつのシリーズ作品を紹介させていただきたいと思います。

前回『漂流伝説クリスタニア』という作品を紹介させていただきました。

実は、この作品の世界は、たくさんの伝説作品で描かれており、読めば読むほど世界をより深く楽しむことができます。
そして、全ての作品を読むことで、本当の意味での世界と物語の見届け人となることができるようになっています。

たくさんの物語で完成する世界「クリスタニア・サーガ」

『漂流伝説クリスタニア』で描かれるクリスタニアの世界には、いくつもの物語が存在します。

↓小説作品で、ざっと、こんな感じ。

『漂流伝説クリスタニア』
『はじまりの冒険者たち レジェンド・オブ・クリスタニア』
『神王伝説クリスタニア』
『英雄伝説クリスタニア 赤き剣の剣士』
『蟻帝伝説クリスタニア』
『黄金伝説クリスタニア』
『封印伝説クリスタニア』
『暗黒伝説クリスタニア』
『傭兵伝説クリスタニア 異界の決戦』

 ※並びは発売順です。

この他にも短編作品が4つ存在します。

クリスタニアの原作自体は水野さんなのですが、ひとりで書くのはさすがに大変なようで、シリーズの小説は、仲間たちが書いています。

作品の中には主人公が同じものもあります。
同じではあるのですが、時間が経過していて、前の作品とは違った状況にあったり、歳を重て成長した姿だったりします。

さらには、登場人物が共演する場面もでてきます。

また、○○伝説と同じ時間軸、裏側で△△伝説が進んでいたりします。
○○伝説が△△伝説に影響していることがわかったりします。

それだけではありません。

このクリスタニアの世界。有名な、あのシリーズとも無関係でないことが見えてきたりするのです。

伏線好きの人には、とても楽しめるシリーズ作品となっています。

パーン以上の推しキャラ発見

私事で申し訳ないですが……。

『ロードス島戦記』を読んで作品のファンとなった僕ですが、男性キャラの一推しはパーンでした。(……王道でスミマセン)

……ちなみに女性キャラ一推しは、やっぱりディードリット。(これまた王道かも)
はじめはツンデレ気味、美しさと可愛らしさで日本の男性にエルフ旋風を巻き起こした罪深き w 女性。

しかし、この作品シリーズを読んで、パーン以上の好きなキャラクターができました。

レードンです。

レードンは『はじまりの冒険者たち レジェンド・オブ・クリスタニア』をはじめとする複数の作品の主人公です。

旅立ちから、成長していく姿、自らの葛藤に向き合おうとする姿、仲間との絆など、彼のストーリーは涙なくして語れません。

『ロードス島戦記』のパーンと比べても、明らかに過酷な環境と運命を切り開いていきます。

作品シリーズの中で描かれている彼の旅の一段落を読み終えたときには、心がほっこりして、涙と共に拍手を送りたい気分になりました。

ぜひシリーズも読んでほしいです。

音声で描かれる「クリスタニア」の世界

『レジェンド・オブ・クリスタニア はじまりの冒険者たち』

『漂流伝説クリスタニア』の10年前の物語『はじまりの冒険者たち レジェンド・オブ・クリスタニア』は、CDドラマとしてラジオで放送されていました。

知らない世界を旅する冒険者たちの複雑な人間関係、感情、戦いの際の息遣いまで声優さんたちが見事に演じてくれています。

『漂流伝説クリスタニア』を読む前に、本、CDドラマのどちらでもいいので『はじまりの冒険者たち レジェンド・オブ・クリスタニア』から入るのもありです。

むしろ個人的には、こっちから入るのがおススメ。

CDドラマは、すでに廃盤ですが、インターネットで探すと見つかります。

声優さんにも注目

ちなみに声優ファンさんにも注目の作品です。

約20年前の作品なので、演じている声優さんったちは、現在では結構大御所さん的な立場になっているような錚々たる顔ぶれです。

個人的に一番注目すべきは、主人公レードン役の石田彰さんです。
石田さんの若干の声の高さに、レードンの育ちの良さ、優しい性格、まだ完全な大人になりきれていない若い騎士の姿など、とても良くにじみ出ています。

今ではすっかりお馴染みの石田さんですが、20年近くも前である当時は、まだアニメ業界では有名ではなく、声優としての仕事もアニメ作品よりも洋画の吹き替えが多かったようです。

毎週末放送されていた『レジェンド・オブ・クリスタニア はじまりの冒険者たち』のラジオのMCも務めていました。
この作品がアニメ作品へのきっかけと言ってもいいと思います。

もっとも、本当の意味での石田彰さんの革命、限界突破は、この後のラジオ作品『ゴクド―君漫遊記外伝』でもMCを務め、もうひとりのMCである三石琴乃さんとの出会いがかなり大きかったように思えます。

そこでの彼なりの限界突破については、どこかで機会があれば話をさせていただきたいと思います。

本人的には黒歴史と苦い顔をされるかもしれませんが……w

当時のリスナーとしては、石田さんが、まさかガンダム作品で主役級のキャラを演じることになるとは、夢にも思いませんでした。
嬉しさとビックリでした。

声優さんに詳しくない人のために……(わかりやすそうな作品)

石田彰
 ガンダムSEED アスラン・ザラ役
 新世紀エヴァンゲリオン 渚カヲル役

三石琴乃
 美少女戦士セーラームーン 月野うさぎ(セーラームーン)役
 新世紀エヴァンゲリオン 葛城ミサト役

石田彰さん、三石琴乃さん、これからも応援しています。m(_ _)m

読んでいただいて、ありがとうございました。
また来ていただけたら嬉しいです。

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